住宅のリフォームにおいて、キッチンは重要度が高い場所です。
毎日の料理や食事の準備・後片付けで使う場所ですので、キッチンの使い勝手が悪いと生活の質も下がってしまいます。
今回は、キッチンのリフォームを成功させるために知っておきたい、ステンレスシンクの特徴やメーカーごとの違いを紹介します。
□ステンレスシンクのメリットとは?
ステンレスシンクは、キッチンでよく使用されています。
ステンレスは鉄とクロムからできる合金で、表面にサビを防ぐ皮膜が形成されるといった性質を持っています。
また、強度が高く、多少の衝撃では変形しないといったメリットがあります。
そのため、食器や鍋などをシンクの上で落としてしまっても、シンクがへこんでしまうことはそうそうありません。
高温や油脂にも強く、キッチン周りに最適な素材と言えます。
他にも、汚れが付着しても簡単に除去できることも大きなメリットの1つです。
□キッチンメーカーごとのシンクの違いや特徴をご紹介!
さまざまなメリットを持つステンレスシンクですが、同じステンレスシンクでもメーカーによって異なる特徴を持ちます。
LIXILのステンレスシンクは、段差がついていることが特徴です。
シンクの奥の段差に向かって水が流れるため、流れた水が戻ってくることがありません。
また、排水口で渦状の水流を発生させる「くるりん排水口」も特徴的です。
普段通りに水を流すだけで勝手に渦状の水流が発生し、汚れが溜まりにくくなります。
クリナップのステンレスシンクは、料理中に流れる水によってシンク内のゴミが排水口に流れていく「流レール」が特徴的です。
シンク表面にはエンボス加工が施されており、汚れや傷がつきにくくなっています。
TOTOのステンレスシンクは、傾斜によってゴミが勝手に流れていく「すべり台シンク」が特徴的です。
排水口が隅にあるため、洗い物を置く際の邪魔にならず、スムーズに作業できます。
幅広の「ほうき水栓」では、少量の水で野菜くずやゴミをまとめて流せます。
このように、メーカーごとに機能が違うため、シンクを選ぶ際にはそれぞれの特徴をよく見比べて、自分の家庭に合ったものを選ぶようにしましょう。
□まとめ
今回は、ステンレスシンクのメリットと、メーカーごとの違いについて解説しました。
使いやすいキッチンを実現するために、機能にこだわって選ぶと良いでしょう。
当社では、長く快適に暮らせる家のリフォームを行っております。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。