トイレリフォームの流れや注意点について詳しく解説

リフォームといえば、水回りをまず思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。その中でもトイレは欠かせない設備であるため、リフォームによって新調することで、快適な暮らしに直結することは間違いありません。そこで今回は、トイレリフォームの流れや注意すべき点などについてご紹介いたします。

トイレリフォームとは

トイレリフォームとは

トイレは1日に何度も使用するもののため、水回りの中でもとくに劣化しやすい設備といっても過言ではありません。またトイレ設備に関しても進化していますので、単に新しくするだけでなく、新しい技術を取り入れるという意味でも、リフォームは大きなメリットがあるのです。

トイレのリフォームを検討するきっかけとしては、まずは故障や老朽化が挙げられるでしょう。軽微な故障であれば修理するだけでも十分かもしれませんが、それなりに費用がかかってしまうような故障であればリフォームしてしまったほうがお得です。

また、新築の際に和式だったので、洋式へ変更したいというのも大きな理由になるでしょう。あるいはバリアフリー化やお手入れのしやすさを向上させるといった、機能性を高めるためというのもよくあるきっかけです。

リフォームをする場合、便器本体の入れ替え、あるいは空間ごとのリフォームのいずれかとなります。便器本体を入れ替えるだけでも機能性は高まりますが、バリアフリー化を目的とする場合にはそれだけでは十分でありません。

段差をなくし手すりを取り付けるとなると、リフォーム対象を空間そのものにまで拡大する必要があるのです。そのためまずは、トイレのリフォームをする目的をはっきりとさせるとよいでしょう。

トイレの種類

トイレには意外にも、いくつかの種類があります。洋式と和式くらいの違いしかないと考えている方が多いかもしれませんが、実はそうではないのです。以下では代表的な4種類をご紹介しましょう。

組み合わせトイレ

普及率が一番高いタイプです。便器・便座・タンクという基本構成である3つのパーツが組み合わされており、便座に関しては別売りのため、好みにあわせて選択できます。構造上汚れがたまりやすいくぼみなどがあるので、お手入れがしにくいというのが難点です。しかし価格帯が安いことと、便座の故障であれば交換するだけで修理が可能という手軽さがメリットです。

一体型

便器・便座・タンクの3パーツが、すべて一体型になっているタイプです。手洗い付きとなしの2種類があるので、お好みで選択可能です。ただしパーツの取り外しができないので、破損や故障の場合はまるごと交換しなければなりません。しかし、隙間があまりない構造のため掃除がしやすく、一体感のある見た目でおしゃれというのが特徴です。

タンクレス

便器と便座のみとなり、水栓のための水をためておくタンクがないのが最大の特徴です。そのため見た目としては非常にスタイリッシュで、デザイン重視の方にとくに人気があるタイプです。タンクがないため手洗いを必要とする場合には、後付けするしかありません。しかし、タンクに水がたまるまで流せないという問題がなく、連続で流せるようになっているのです。

システムトイレ

いわゆるシステムキッチンの、トイレバージョンです。便器やタンクだけでなく、しっかりとした手洗い器や収納などもセットで考えられています。芳香剤やトイレットペーパーをはじめとする小物などを収納でき、大掛かりな給排水工事をしなくても簡単に設置できる点がメリットといえるでしょう。

リフォームの流れ

実際にリフォームをする際の全体的な流れは、以下のとおりです。ただしリフォーム内容によっては若干異なる場合がありますので、事前に施工業者の方に確認をしておくとよいでしょう。

養生、解体

まずは入れ替え対象となるトイレ周辺と、玄関からトイレに至る経路すべてを養生します。

まずは入れ替え対象となるトイレ周辺と、玄関からトイレに至る経路すべてを養生します。万が一関係がない部分に対して傷や汚れが付いてしまっては大変であるため、しっかりと行う必要があるのです。

養生が完了したら、既存の便器を取り外します。タンク内に水が多くたまっており、便器内にもトラップとなる水がたまっています。そのまま取り外すわけではなく、まずは水を排除してからの作業となるでしょう。

クロス・床張り替え

便器が取り外されたトイレの空間に対して、クロスや床の張り替え作業がはじまります。普段きれいに掃除をしていたとしても、新築時に比べて確実に劣化しているため、張り替えるだけでも大きな変化となるでしょう。

また、近年ではクロスにも防臭効果をもつものがあるため、そうした最新のものを取り入れることでさらに快適な空間になることでしょう。

便器取り付け

空間が出来上がれば、後は便器を取り付けるだけです。先述のとおり数多くの種類があるトイレですが、その中で選んだ便器を設置し、給排水が正常にできるように取り付けます。

一体型であれば取り付けも簡単ですが、それ以外の便器ですと組み立ても必要です。温水洗浄便座などオプションがあれば、それらの動作確認も漏れなく行います。

最終確認、引き渡し

設置が完了したら、空間内に不備がないかの最終チェックを行い、問題がなければそのまま引き渡しです。これまでにない機能や設備が追加された場合には、このタイミングで使用方法などのレクチャーを行います。

リフォームの際の注意点

トイレリフォームの際の注意点として、まずは『トイレのサイズ』が挙げられます。空間自体はそのままであるにもかかわらず、トイレ本体のサイズを大きくしてしまった場合に、以前と比べて狭くなってしまい、後悔することも少なくありません。種類を選ぶ際にはまず、サイズがこれまでと同じかそれ以下かという点を確かめるようにしましょう。

またトイレットペーパーホルダーの位置が、ストレスを感じない位置になっているかというのも大切な部分です。ついつい忘れてしまいがちですが、快適性に大きく影響しますので注意が必要です。

まとめ

新しいピカピカのトイレというだけでも、爽快な気分になるのではないでしょうか。トイレは毎日使用する場所でもありますので、リフォームによるメリットを感じやすくもあります。また、バリアフリー化を早めにしておくことで、老後に関しても苦労なく使用できますのでおすすめです。

「あやせホーム株式会社」では自社施行のため、実際に施工する職人みずからヒヤリングを行います。認識のズレによるトラブルを懸念されている場合にも、ご安心いただけることでしょう。トイレリフォームをご検討中でしたら、ぜひともお気軽にご相談ください。

 

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